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2012年6月30日 (土)

映画『冷たい血』感想

『冷たい血』 1997年 監督:青山真治

●内容(「キネマ旬報社」データベースより)
拳銃を奪われた警部補が、その拳銃を使って殺人を繰り返す男を追跡する姿を描いたサスペンス・ドラマ。監督・脚本は「WiLd LIFe」の青山真治。撮影を「私たちが好きだったこと」の石井勲が担当している。主演は「林檎のうさぎ」の石橋凌と「不機嫌な果実」の鈴木一真。


 新興宗教の教祖を射殺した犯人を追う最中に撃たれ、大怪我をする主人公、嵯峨=石橋凌さん。撃たれた後に拳銃を盗まれ、それにより新たな事件が起こるが。。

※以下ネタバレ

 物語中に、「愛を証明する」には殺さなくてはいけないという意見が出てきます。

 拳銃を奪った島野は不治の病に犯され、両親にも見捨てられるという不幸な若い男性。

 そんな彼が、唯一見方?の彼女からは愛を証明するために殺して……などと言われるとは、ちょっとひどすぎる。


 彼の周りにいる人間が、もう少しだけ気持ちに余裕のある人なら、島野の未来はもう少し違ったものに(その未来がどんなに短いものでも)なっていただろうにと思ってしまいます。


 拳銃を所持している島野を追う、片肺をなくした主人公、嵯峨は、自分の人生のあり方を自分で理解

=判断しようとして、最終的には、盗まれた拳銃を取り戻す事にひたすら専念します。

=つまり、最後、島野と彼女の合意の上での自殺は止めない。ただ、取り返すだけ。


 ちょっといろいろ考えさせられます。

 たんたんと、人生を達観したのか、自分のことは自分で処理する? 
 生まれ持った運命は、自分でたんたんと、、、なかなかその領域には行けませんね。。


 映画、ラストシーン、ジャンプ!ジャンプ!の後、銃をカメラに向ける石橋凌さん。
 その姿、さすがに決まってます!

 映画中、洋三郎さんは石橋凌さん演じる刑事、嵯峨に催眠療法を試みる精神科医の先生。

 嵯峨を治療中、嵯峨に付き添う同僚の刑事=治療の邪魔になるくらい仕事の事で口を挟んでくる困ったちゃん刑事さんに「山崎兄貴と俺の仲を邪魔すんじゃねぇ!」かのように目で威圧します(笑)。
(石橋さんは嵯峨で、山崎ではありません↓)

 

 石橋さんと洋三郎さんのお二人、ア・ホーマンスの山崎兄貴と子分寺田正二で共演されてました。

 2時間サスペンスの『囚人のジレンマ』でも共演されてましたね。

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